🇳🇿ニュージーランド留学して約2年、正直ここがしんどかった

楽しいこともたくさんあるニュージーランド留学。でも今回は、あえて“しんどかったこと”にフォーカスして書いてみようと思います。

① 言語の壁

最初の3か月は、言語の壁に本当に苦労しました。

ホストファザーは声が低く、アクセントも強くて、何を言っているのか一切わからない。何度も聞き返さなければならなかったり、内容がわからなくてとりあえず “Yes” や “No” と答えてしまったり…。おしゃべり好きな私にとって「言いたいことが言えない」ことは、本当にストレスでした。

学校でも特にサイエンスの授業は地獄。先生が何を言っているのかちんぷんかんぷん。しかも教科書は全部英語! 日本で習った内容が多く出てきたのが救いでしたが、「教科書が英語」という当たり前のことに慣れるまで時間がかかりました。今でも教科によっては理解するのに苦労しています。

② 文化の違い

文化の違いも、最初は戸惑うことばかりでした。

たとえば、はっきりものを言う文化。日本なら気を使ってやんわり断る場面でも、ニュージーランドでは「No」とはっきり言われます。お菓子を作って持っていったとき、「気を使ってない?」と聞かれて断られたときは、「まずかったのかな…」と心配になったことも。今では、相手の文化としてあまり気にしなくなりました。

それから、ジョークや皮肉の多さにも驚きました。たとえば、冗談で「お前のこと大っ嫌い」みたいなことを言われたり、Fワードや中指を立てる人もいたり…。最初は本当に怖くて、「嫌われてる?」と不安になりましたが、今では信頼関係ができた相手からの冗談だとわかるようになりました。

遠まわしな言い方よりも、率直に気持ちを伝えることが多い文化なので、たまに傷つくこともあります。でも今は、私自身も「いやなことはいや」と伝えるように意識しています。これは本当に大事なことだと思います。

③ 友達づくり・人間関係

最初は「Kiwi(現地)の友達を早く作らなきゃ」と焦って、必死になっていました。

でも、現地の子たちはすでにグループができていて、入っても話題が身内ネタばかりでついていけず…。英語力もまだ足りなくて、家で泣いてしまうこともありました。

でも今は、現地の子だけでなく、南アフリカ、フィリピン、イギリスなど、さまざまな国の子たちとグループを作って、毎日楽しく過ごしています。現地の輪に無理に入らなければいけないわけではないし、自分に合った場所で、自分らしくいられることが大切だと思えるようになりました。

おわりに

しんどかったことも、振り返れば自分を強くしてくれた経験です。

言語や文化、人間関係でつまずいた日々もありましたが、それを通して「自分の意見を伝えること」「相手の文化を受け入れること」「自分らしく、自信を持つこと」の大切さを学びました。これからも日々いろいろなことに挑戦して成長していきたいと思います!

タイトルとURLをコピーしました